第3回定例研究会 講演「外食分野の在留資格(スキルに合った雇用)·労働基準法と入管法 他」

2024年7月22日に開催した第3回定例研究会には農林水産省において外国人雇用制度の設計実務に携わってこられた山田課長補佐にお越しいただき、外食における外国人雇用制度の詳細や今後の展望をお話しいただきました。会場からは厳しい質問も出ましたが、さすがに行政の当事者が憶測や私見を述べることはできないですが、可能な限り将来の見通しや省としての考え方をお話しいただきました。

 農水省が在留資格に直接かかわる特定技能の試験制度や、技能実習制度の廃止にともなう育成就労制度の見通しもお話しいただきました。特に会場の関心を集めた特定技能2号試験が難しすぎるという問題点や、育成就労が今後外食でも導入されることの見通しなども忌憚なくお話しいただき、今後も農水省と連携して私たちの要望や活動成果をお伝えする必要性を感じた120分でした。

 なお当日は東海道新幹線の事故により到着できないかという状況でしたが、山田課長補佐の機転によりいちはやく北陸新幹線経由で大阪まで無事開始時間までに来ていただきました。山田課長補佐には多大なご尽力をいただき、心より感謝いたします。

2024年7月22日(月)15:00~17:00

キーノートスピーチ

テーマ:

「外食分野の在留資格(スキルに合った雇用)·労働基準法と入管法 他」

スピーカー:農林水産省 大臣官房 新事業·食品産業部 外食·食文化課

課長補佐 山 田 謙 太 郎 氏

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